第27回参院選は3日公示され、20日投開票に向けた選挙戦が始まった。昨年10月の衆院選で少数与党に転落した石破政権の継続を問う。選挙戦ではコメ価格高騰を含む物価高対策や、トランプ米政権による関税政策への対応などが主な争点だ。非改選も合わせて参院の過半 ...

海外に住む日本人が国政選挙などに投票する「在外投票」が低調だ。在外公館へのアクセスなど投票までのハードルが高く、在外選挙人として名簿に登録する人の投票率は2割弱にとどまる。投票率アップに向け、総務省はインターネット投票導入に向けた議論を進めてきたが、 ...

警察官をかたった特殊詐欺の被害が相次ぐ中、被害女性に「身体検査をしなければならない」と告げて、裸になることを強要する手口が増加している。1～6月には未遂を含め48件確認されており、警察庁は注意を呼びかけている。

ともに1962年生まれの62歳。老いに向かう戸惑いを俳優としての好奇心に変える。そんな2人が新たな演劇ユニット「らんぶる」を結成した。第1回公演となる新作二人芝居「晩節荒らし」が、東京・新宿シアタートップスで上演中だ。

2026年に開催される「第61回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展」日本館の代表作家に米国在住の荒川ナッシュ医（えい）さん（47）が選ばれた。荒川ナッシュさんの指名を受けて、初の共同キュレーターとして、高橋瑞木さん（香港・CHAT紡織文化芸術館の館長兼 ...

インターリーグ　ドジャース―ホワイトソックス（2025年7月2日　ロサンゼルス） 　ドジャースの大谷翔平投手（30）が2日（日本時間3日）、本拠でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席で快音を響かせ、2試合連続安打をマークした。

囲碁の第80期本因坊決定戦五番勝負（毎日新聞社・日本棋院・関西棋院主催、大和証券グループ特別協賛）を3勝2敗で制し、3連覇を果たした一力遼本因坊（28）が第5局から一夜明けた3日朝、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で取材に応じた。一力本因坊は「写真撮 ...

ほんの小さなきっかけで人と人は出会い、意気投合する。かと思えば、ささいなほころびが決裂に至ることもある。そんな人間関係の妙がよく見えるのが恋愛や結婚なのだろうか。スマッシュヒットが続く横山拓也の新作は、人間観察のようなドラマ。人生の酸いと甘いを遊び心 ...

沖縄県糸満市摩文仁（まぶに）。かつて約20万人が亡くなったとされる沖縄戦で、組織的な戦闘が終結した地として知られる。今は大勢の人々が手を合わせる祈りの場でもある。そんな特別な場所でカメラを回し続けたドキュメンタリー映画が、戦後80年の夏に公開されてい ...

「対話するために特に努力はしませんでした。音楽は言葉が要らないからこそ音楽として存在します。ただ私は演奏し、コミュニケーションを取ったのです」。80歳を過ぎてもなお正確で強靱（きょうじん）なタッチをもって精力的に演奏活動を行うピアニスト、マルタ・アル ...

日差しの向きを見ながら、東京都豊島区議の原田崇企（たかき）さん（34）はスマートフォンを取り出した。 　6月下旬の朝、区内の東京メトロ要町駅前。街頭活動の様子を交流サイト（SNS）に投稿するため、構図や顔の角度を変えて自身の写真を何枚も撮っていく。

「戦後日本『新しい書』のかたち」（8月11日まで、千葉・成田山書道美術館）は、前衛書の起点とされる比田井南谷「電のヴァリエーション」の発表から80年となる節目の年に、タイトルに掲げられた「新しい書」を考えるための時宜を得た好企画となった。